今週はトスカーナ、フィレンツェから50kmほどのアレッツァ峡谷イル・ボッロ村のメルロー主体のスーパー・タスカンをご紹介いたします。
このワインはイタリアを代表するファッションブランド”サルヴァトーレ・フェラガモ”ファミリーがワイン作りのためにワイナリーがあったこの村と周囲の広大な敷地を丸ごと購入したことで始まったワイナリーのトップ・キュヴェです。華やかでモダンながら温かみも感じさせる新しいトスカーナワインとしてリリース以来ワイン・アドヴォケイト誌を含む様々なワイン雑誌で高評価を得ています。
2008年ヴィンテージのこちらのワインは8年間の熟成を経て柔らかく外向的でありながらもフレッシュさも感じ、さらなる熟成への期待を感じさせる一段階目の飲み頃に入っています。量より質をストイックに追求する作り手故、元々生産量が少なくバッグヴィンテージは尚更稀少ですが、付き合いのある福岡のワイン屋さんから分けていただきました。
日に日に涼しくなり通りの景色も秋の気配を漂わせる今日この頃。
赤ワインの季節をサルヴァトーレ・フェラガモが手がける濃密でエレガントなこちらのワインではじめてみてはいかがでしょうか?
限定数、グラス2,000円でのご提供です。
リストランティーノ ルベロ
加瀬