常々ワインは作り手が一番大事だと感じているわけですが、
ヴァンサン・ドーヴィサのワインをテイスティングする度にそのことを痛感させられます。
ワインの世界はここ15年程激動の時代を迎えていて、彼の地シャブリでも
パトリック・ピウズ(好きです)やアリス・エ・オリヴィエ・ド・ムール(大好きです)
等のモードなシャブリの生産者が出てきていますが、フランソワ・ラヴノーとともにシャブリのトップをひた走るヴァンサン・ドーヴィサのシャブリを飲むとクラシックの凄さを見せつけられる気になります。
その精緻な美しい酸と全体がバランスした高貴さ。
一番リーズナブルに超高級ワインのニュアンスに触れられる1本
かもしれません。
1杯2,000円。
是非。
ソムリエ 加瀬